エリアゴジュウイチ / ビンテージイタリアンワウウィズバッファー


手抜き無しのスーパーワウ！

Area51のワウペダルは、2020年、大きな飛躍を遂げました。回路基板を再設計し、多彩なバイパスモード選択を実現しています。
選択できるバイパスモードは6タイプです。
・トゥルーバイパス（アウトプットバッファOFF）
・トゥルーバイパス（アウトプットバッファON）
・ヴィンテージバイパス（アウトプットバッファOFF）
・ヴィンテージバイパス（アウトプットバッファON）
・バッファードバイパス（アウトプットバッファOFF）
・バッファードバイパス（アウトプットバッファON）

内部基板にはBuffer Levelトリムポットがあり、アウトプットレベルをコントロールして後段に設置したファズペダルとマッチングさせることもできます。

Area51 Vintage Italian Wahは2003年以来長年に渡り高い評価を受け続けてきた伝説のトーンです。
この音色はArea51ボイシングとも呼ばれる、ヴィンテージワウよりもわずかに低い音域を持ちます。高域も多く出力できますが滑らかなトーンで、かつ太いミッドレンジが特徴です。
少しシャープなQでハムバッカーやP-90、フェンダースタイルのシングルコイルと相性が良くなります。
心臓部のインダクタはArea51オリジナルです。アンティークミシンモーターとプログラマブルリレーで回転数を設定できるワインダーを用い、手巻きで制作しています。

●バイパスタイプについて
・トゥルーバイパス：現在のエフェクトでは標準的なバイパスモードです。

・ヴィンテージバイパス：古いワウペダルに用いられたバイパスモードです。初期の英国、アメリカ、イタリア製ワウ、および2000年代のV847モデルなどで使用されました。トーンサックバイパスと呼ばれることもあります。特にトレブリーでアタックの強いアンプとの相性がよく、多くのギターヒーローがこのタイプのワウを使用していました。

・バッファードバイパス：エフェクトOFF時にもバッファーを通るシグナルが出力されます。

・アウトプットバッファー：上記のバイパスモードで使用のするバッファとは別に、アウトプット部にバッファを備えています。これはワウペダルの後に接続したファズペダルを駆動することを主な目的としたもので、内部にバッファレベルトリムポットがあります。

また、基板にはインプットレベルトリムポットがあります。出荷時にはヴィンテージクライドまたはトーマスオルガンタイプの1/3に設定しています。これはユニティゲインに近く、Area51お気に入りの設定です。

ワウペダルを構成する全てのパーツ、堅牢の3PDTフットスイッチ、マイクロフォニックを抑えるためにグロメットを用いてショックマウントした基板など、全てがこだわりにあふれています。

Vintage Italian Wah with Bufferは9V電池、またはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。

Area51のエフェクターは、どれも高品質で高い評価を受けています。
そのほとんど全ては40年以上前に制作されたデバイスの技術を積み重ねたものです。

ボードマウントではなくケースにマウントされたジャック、オーディオグレードのオペアンプ、トランジスタ、レジスタ、キャパシタ、シルバーベアリングソルダー、ハンドワウンドインダクタ……

こんなことを気にしないと感じる人もいるでしょう。
しかしArea51にとって、これらは重要なことなのです。