シンプルで着やすいアイテムに定評のあるミラネーゼ御用達ブランド

ファッションに敏感なミラネーゼ御用達のブランド「ASPESI（アスペジ）」。元々はシャツメーカーでしたが、色を取り入れたナイロン製のダウンジャケットが大ヒットし、今ではイタリアを代表するトータルファッションブランドとして世界中で支持されています。アスペジの魅力として一度着ると何度も同じものを購入したくなるほどの着心地のよさが挙げられます。大人が着ても大満足となる素晴らしい着心地とファッション性を兼ね揃えており、たとえばシグネチャーアイテムであるM-65ジャケットでは、ミリタリージャケットなのに武骨になりすぎず、機能性を損なうことなくタウンユースに落とし込んでいます。ベーシックかつ機能的、さらには素材に拘った流行に左右されない定番服、そんな服作りを得意にしています。

インにもアウトにも使える万能シャツアウター「CAMICIA 13 PIU’」

ご紹介するのは、ミリタリーアイテムのアレンジに定評のあるアスペジが手掛けた万能シャツアウター「CAMICIA 13 PIU’」になります。デザインのベースになっているのは、アメリカ海軍由来の「CPOシャツ（シーピーオーシャツ）」です。“CPO”とはChief Petty Officer（アメリカ海軍下士官）の略。彼らが艦上で着用していた制服に由来しています。シャツカラーと両胸のフラップパッチポケットを備え、ウールを圧縮したメルトン素材で作られたものがオリジナルとされます。裾をボトムスの外に出して着る“シャツ型アウター”になるとお考えください。

そんなCPOシャツをアスペジが手塩にかけて作り上げたのがCAMICIA 13 PIU’です。CPOシャツ＝アメカジ、こんなイメージがあると思います。イタリアファッションではあまり馴染みのないアイテムですが、アスペジの手に掛かればご覧のとおり。高機能ナイロンファブリックと身幅にゆとりを持たせたフィッティングの採用により、モダンで都会的な雰囲気が漂う“大人顔CPOシャツ”に仕上げています。シャツブランドならではの完成された衿型（ボタンを外しても襟の形が崩れない台襟付きワイドカラー）も素晴らしく、このシャツをよりいっそう大人らしく見せています。裾の形状がラウンドテイルになっているところもポイント。腰まわりのラインを滑らかに見せ、スタイルアップ効果が期待できます。素材やシルエット、ディテールのアレンジによってカジュアルにもキレイめにも着られるニュートラルなバランスを実現した万能型シャツアウターなので、着る服に迷ったときついつい手にしてしまうと思います。

オリジナルのCPOシャツは分厚いメルトン素材ですが、本商品の場合、きめが細かく滑らかな肌触りの高密度ナイロンタフタで作られているので季節に応じて幅広く着回せます。秋はアウターとして、冬になったらインナーとしても使えるので費用対効果バツグンですよ。

きめが細かく美しい光沢のある軽量ハイテク素材「撥水高密度ナイロンタフタ」

このシャツジャケットには、「LIGHT AND SOFT NYLON WR」という名称の、アスペジを代表するハイテクファブリックが使用されています。目付けは52グラム。ナイロンから作られた極細番手糸を高密度に打ち込んで強度を高めたこの素材は、薄く、軽く、びっくりするくらいきめが細かく、透き通るような光沢を帯びていて高級感があることが特徴です。

重量は、サイズSで約420グラム。シャツ並みの軽量ぶりで軽やかな印象なので、秋はアウターとして、冬はインナーとして、長い期間にわたって着用できます。加えて、WATER REPELLENT（撥水加工）が施されているので悪天候にも対応します。少々の雨なら気にせず着用できますし、万が一汚れてもタオルでサッと拭けばキレイになるので日常の手入れはほとんど必要ありません。長年支持されているのが納得できる素晴らしい素材です。

冬でも安心！ダウンの1.8倍の保温性を誇る高性能中綿「Thermore」

CAMICIA 13 PIU’には、シャツジャケット全体に薄手の高機能中綿「Thermore（サーモア）」が入れられています。ダウンの約1.8倍の保温性を誇るイタリア・サーモア社の高性能中綿サーモアが、軽さと暖かさを約束してくれます。嵩高性に優れているため少量でも暖かい（＝軽くて暖かい）、柔らかくて着やすい、自宅で洗濯できる、濡れてもすぐに乾くという高機能を誇ります。シート状の薄手の中綿なので着膨れの心配はなし。スマートに着こなせます。ダウンのような羽毛の飛び出しがなく手入れがラクチンなこともポイントです。